「冬になると肩こりがひどくなる」
「夏よりも首や肩が重だるい」
「寒い日は肩がパンパンに張る感じがする」
1月に特に増えるお悩みが、この冬特有の肩こり悪化です。
実はこれ、単に「寒いから」だけが原因ではありません。
寒さによって起こる身体の変化が、
肩こりを悪化させる大きな要因になっているのです。
今回は、整骨院の視点から
「寒さで肩こりが強くなる本当の理由」と
「悪化させないための対策」について解説します。
■ 理由① 寒さで筋肉が縮こまりやすくなる
寒くなると、身体は熱を逃がさないように
筋肉をギュッと縮める反応を起こします。
特に影響を受けやすいのが、
・首
・肩
・背中
この部分はもともと緊張しやすく、
寒さが加わることでさらに力が入りやすくなります。
筋肉が縮んだ状態が続くと、
・血流が悪くなる
・老廃物が溜まりやすくなる
・コリや痛みを感じやすくなる
結果として、肩こりが悪化します。
■ 理由② 血流の低下が回復力を下げる
寒さによって血管が収縮すると、
首や肩まわりの血流が低下します。
血流が悪くなると、
・酸素が届きにくい
・疲労物質が流れにくい
という状態になります。
つまり、
疲れが溜まりやすく、抜けにくい状態です。
「寝ても肩が重い」
「マッサージしてもすぐ戻る」
こうした症状は、血流低下が関係していることが多くあります。
■ 理由③ 冬の姿勢が肩こりを悪化させる
寒い時期は無意識に、
・首をすくめる
・背中を丸める
・肩を内側に入れる
といった姿勢になりやすくなります。
この姿勢は、
・首が前に出る
・肩が巻き込まれる
・頭の重さを首と肩で支える
という状態を作り、
肩こりを悪化させる原因になります。
「寒い日は特に肩がこる」という方ほど、
この姿勢のクセが強く出ています。
■ 理由④ 厚着・重ね着による首肩への負担
冬はコートやマフラーなど、
首や肩に重さがかかる服装が増えます。
・肩に重みが乗る
・首の動きが制限される
この状態が続くと、
首肩まわりの筋肉は常に緊張したままになります。
些細なことですが、
毎日の積み重ねが肩こりを強めてしまう要因になります。
■ 理由⑤ 自律神経の乱れも関係している
寒さや日照時間の減少は、
自律神経のバランスにも影響を与えます。
自律神経が乱れると、
・筋肉が緩みにくい
・血流調整がうまくいかない
・疲れが取れにくい
といった状態になり、
肩こりを感じやすくなります。
■ 寒い時期の肩こりを悪化させないための対策
● 首・肩を冷やさない
マフラーやストール、インナーなどで
首元を温めるだけでも血流は大きく変わります。
● 同じ姿勢を続けない
30〜60分に一度は肩を回す、立ち上がるなど、
軽く動かすことを意識しましょう。
● 湯船に浸かる習慣を
シャワーだけで済ませず、
湯船で首・肩・背中まで温めるのがおすすめです。
● 違和感を我慢しすぎない
「冬だから仕方ない」と放置すると、
慢性化しやすくなります。
■ 整骨院でできる冬の肩こりケア
整骨院では、
・首肩まわりの筋緊張の調整
・姿勢・骨格バランスの改善
・血流を促す施術
・再発しにくい身体づくりのアドバイス
を通して、
冬でもつらくなりにくい肩こり改善を目指します。
「毎年冬になると肩こりがひどい」
という方ほど、早めのケアがおすすめです。
■ まとめ
✔ 寒さで筋肉は縮こまりやすい
✔ 血流低下が肩こりを悪化させる
✔ 冬特有の姿勢や服装も影響する
✔ 放置せず早めのケアが大切
冬の肩こりは、
季節のせいだけではなく、身体の状態が大きく関係しています。
寒い時期こそ、身体を整えて快適に過ごしていきましょう。







