「同じように仕事をしているのに、なぜ自分だけ肩や腰が痛くなるのか」
「周りは平気そうなのに、自分はすぐに身体がつらくなる」
整骨院に来られる患者さんから、非常によく聞く言葉です。
実は、痛みが出る人と出ない人の違いは“我慢強さ”や“年齢”だけではありません。
同じ生活をしているように見えても、身体の使い方や状態には大きな差があり、
その積み重ねが「痛みが出る・出ない」を分けているのです。
今回は、整骨院の視点からその違いをわかりやすく解説します。

■ 違い①「姿勢のクセ」が身体への負担を左右する
痛みが出やすい人の多くは、無意識のうちに 身体に負担がかかる姿勢 を取り続けています。
代表的なのは、
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猫背
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巻き肩
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反り腰
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スマホ首(ストレートネック)
これらの姿勢では、筋肉や関節の一部に負担が集中します。
一方、痛みが出にくい人は、多少姿勢が崩れても 自然に戻る力 を持っています。
姿勢が崩れっぱなしになるか、戻せるか。
この差が、痛みの有無につながります。
■ 違い②「筋肉の使い方」が偏っているかどうか
痛みが出やすい人は、特定の筋肉だけを使いすぎているケースが多く見られます。
例えば、
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肩こりがある人 → 首や肩だけで身体を支えている
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腰痛がある人 → 腰の筋肉だけで動いている
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疲れやすい人 → インナーマッスルが使えていない
本来は全身で分担すべき負荷を、一部の筋肉が引き受けてしまうため、
限界を超えたところで「痛み」として表に出てきます。
一方、痛みが出にくい人は、
身体全体をバランスよく使えているため、疲労が溜まりにくいのです。
■ 違い③「回復力(リセット力)」の差
同じだけ身体を使っても、
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寝たら回復する人
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寝ても疲れが残る人
がいます。
この違いは、
血流・自律神経・筋肉の柔軟性 によって生まれます。
痛みが出やすい人は、
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筋肉が常に緊張している
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血流が悪い
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呼吸が浅い
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ストレスが抜けにくい
といった状態が重なり、疲労がリセットされないまま翌日を迎えます。
疲労が積み重なると、ある日突然
「ぎっくり腰」「寝違え」「強い肩こり」
といった形で症状が現れます。
■ 違い④「身体の歪み」を放置しているかどうか
身体の歪みは、すぐに強い痛みを出すとは限りません。
そのため多くの人が見過ごしてしまいます。
しかし、
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骨盤の傾き
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左右の肩の高さの違い
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重心の偏り
といった歪みがあると、知らないうちに筋肉に無理がかかり続けます。
痛みが出にくい人は、
違和感の段階でケアをしたり、無意識に身体を調整できています。
一方、痛みが出やすい人ほど
「まだ我慢できるから」と放置してしまう傾向があります。
■ 違い⑤「身体からのサイン」に気づけているか
身体は、いきなり強い痛みを出すわけではありません。
その前に必ず、
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重だるさ
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張り感
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動かしにくさ
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違和感
といったサインを出しています。
痛みが出ない人は、この段階で休んだりケアをします。
痛みが出やすい人は、そのサインを無視し続けてしまうのです。
結果として、
限界を超えたタイミングで「痛み」として表面化します。
■ 痛みが出やすい身体は変えられる?
結論から言うと、変えられます。
痛みが出やすい人は「身体が弱い」のではなく、
使い方やバランスが崩れているだけ のケースがほとんどです。
整骨院では、
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姿勢・骨格の調整
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筋肉の緊張バランス改善
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可動域の回復
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自律神経の乱れへのアプローチ
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日常動作の見直し
を行い、
「痛みが出にくい身体の使い方」へ整えていきます。
■ まとめ
✔ 痛みが出る・出ないの差は体質だけではない
✔ 姿勢・筋肉の使い方・回復力が大きく影響
✔ 身体の歪みやサインを放置すると痛みにつながる
✔ 早めのケアで“痛みが出にくい身体”は作れる
「なぜ自分だけ痛くなるんだろう」
そう感じている方は、身体からのサインかもしれません。
違和感のうちに整えることで、
つらい痛みを繰り返さない身体を目指せます。
気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。







