「猫背が気になる」「姿勢を良くしたい」
こうした相談は、当院でも来られる方の約8割を占めるほど多いお悩みです。
パソコン作業・スマホの使用時間が増えた現代では、猫背は大人だけでなく学生や主婦の方にも広く起こりやすい姿勢となっています。しかし、猫背は単に背中が丸まるだけの問題ではなく、首・肩・腰・骨盤の歪みにまで影響する全身の不調の原因でもあります。
今日は、そんな猫背について“どんな状態が猫背なのか・なぜ起きるのか・どうすれば改善できるのか”をわかりやすく解説していきます。
■ そもそも猫背とはどんな姿勢?
猫背とは、簡単に言うと背骨が本来のS字カーブを失い、頭が前に出て背中が丸くなる姿勢です。

正しい姿勢は、
耳 → 肩 → 腰 → 膝 → 足首
が一直線に並ぶ状態ですが、猫背では耳が前に位置するため、頭の重さ(約5kg前後)が首や肩に強く負担をかけます。
その結果…
・首のコリ
・肩こり
・腰痛
・呼吸の浅さ
・疲れやすい
・寝つきが悪い
・代謝低下
など、身体のあらゆる不調へとつながっていきます。
■ 猫背の原因は?
猫背は“背中が丸い”だけの問題のように見えますが、実は原因は一つではありません。
多くの方が悩む理由として、以下が大きく関わっています。
1. 長時間のスマホ・パソコン
下を向いて画面を見る姿勢は、頭が前に出やすく猫背の最大の原因になります。
2. 骨盤の後傾
骨盤が後ろに倒れると、座っているだけで背中が丸まりやすくなります。
デスクワークやソファ座りが多い方に特に多い傾向です。
3. インナーマッスルの低下
姿勢を支える体幹の筋肉が弱くなると、無意識に丸くなりやすくなります。
4. 胸の筋肉の硬さ
胸の筋肉(大胸筋)が硬くなると肩が内に入り、背中を丸める姿勢に引っ張られてしまいます。
5. 呼吸のクセ
浅い呼吸が癖になると、胸郭が広がりにくく、胸が閉じた猫背姿勢が習慣化します。
■ 放置するとどうなる?
猫背を「ただの姿勢」と思って放置すると、体にはさまざまな悪影響が出てきます。
● 慢性肩こり・頭痛
● 背中の張り・腰痛
● 自律神経の乱れ
● 呼吸が浅く疲れやすい
● ぽっこりお腹・下半身太り
● 睡眠の質の低下
特に最近は、姿勢の悪さから呼吸が浅くなり
「疲れが抜けない」「眠りが浅い」
と相談される方も増えています。
つまり猫背は、見た目だけでなく**健康面にも大きく影響する“放置厳禁の症状”**なのです。
■ 当院で行う猫背改善アプローチ
当院では、猫背をただ“背中だけの問題”とは捉えていません。
根本改善のために、以下のポイントを重視して施術しています。
● 骨盤の位置を整える
猫背の土台となる骨盤が整うと、自然と姿勢が安定しやすくなります。
● 背骨・肋骨の可動性を改善
硬くなった背中・胸椎・肋骨を動かし、正しい軌道を作り直します。
● 硬くなっている筋肉の調整
胸・肩・首など、姿勢を引っ張る筋肉を整えます。
● インナーマッスルの活性化
姿勢を維持するための体幹を使える状態にしていきます。
こうした施術を組み合わせることで、
「胸が開きやすくなった」
「呼吸が楽になった」
「自然と姿勢がよくなった」
など、多くの方が改善を実感されています。
■ 自宅でできる簡単セルフケア
ご自宅では、以下の2つをぜひ取り入れてください。
① 胸を開くストレッチ
壁に手を当てて胸を軽く開くストレッチを左右30秒ずつ。
② 片足立ちで骨盤安定
左右30秒×2セット。体幹が働き姿勢維持がしやすくなります。
■ 最後に
猫背は「治らないもの」ではありません。
原因に合わせてケアすれば、体は必ず良い方向に変わります。
当院では、姿勢チェックから施術・セルフケアまで丁寧にサポートしていますので、
「猫背が気になる」「長年の肩こりを何とかしたい」
という方は、ぜひ一度ご相談ください。







