交通事故というと、「大きな衝突」「車が大破する事故」を想像される方が多いかもしれません。
しかし実際には、軽い追突事故でも体には大きな負担がかかっています。
特に多いのが、事故直後は何ともなかったのに、数日後から首や肩に痛みが出てくるケースです。
今回は、交通事故で起こりやすい「むち打ち症」について詳しくお話しします。
むち打ち症とは?
むち打ち症とは、追突などの衝撃で首がムチのようにしなり、
首周囲の筋肉・靭帯・神経にダメージを受ける状態を指します。
特に後ろから追突された場合、
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体はシートベルトで固定される
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頭だけが大きく揺さぶられる
この動きによって、首に強い負担がかかります。
見た目には大きなケガがなくても、体の中ではダメージが残っていることが少なくありません。
なぜ事故直後は痛くないことが多いのか?
交通事故の直後に「痛みがない」理由はいくつかあります。
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事故の緊張や興奮状態で痛みを感じにくい
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アドレナリンが分泌されている
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寒さで感覚が鈍くなっている(冬場)
特に1~2月の寒い時期は、筋肉が硬くなりやすく、
痛みを感じにくい状態になっています。
そのため、
「大丈夫そうだから通院しなかった」
「数日たってから首が痛くなった」
という方が非常に多いのです。
むち打ちの症状は首の痛みだけではありません
むち打ち症の症状は、人によってさまざまです。
代表的な症状としては
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首・肩の痛み、重だるさ
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動かすと痛い
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頭痛
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めまい、吐き気
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背中や腰の違和感
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手のしびれ
などがあります。
「首はそんなに痛くないけど、頭痛が続く」
「肩こりが急にひどくなった」
こうした症状も、交通事故が原因の可能性があります。
軽い事故ほど放置されやすいので注意
軽い追突事故の場合、
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車の損傷が少ない
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周囲からも「大丈夫そう」と言われる
といった理由で、体のケアが後回しになりがちです。
しかし、軽い事故でも首への衝撃は大きいため、
適切な施術を受けずに放置すると、
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痛みが慢性化する
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天候や疲労で症状が再発する
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後遺症として残る
といったリスクがあります。
冬はむち打ち症状が悪化しやすい時期
1~2月は寒さによって血流が悪くなり、
筋肉や関節が硬くなりやすい時期です。
そのため、
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痛みが強く出やすい
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回復までに時間がかかりやすい
という特徴があります。
「事故から少し時間が経っているけど、最近首がつらい」
という方は、冬の寒さが影響している可能性もあります。
交通事故後は早めのケアが大切です
むち打ちは、早い段階で適切な施術を行うことで回復しやすくなります。
逆に、我慢してしまうと回復までに長期間かかることもあります。
整骨院では、
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事故による首・背中・腰の状態チェック
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痛みや症状に合わせた施術
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交通事故治療に関するご相談
などを行っています。
「病院では異常なしと言われたけど違和感がある」
「この症状が事故と関係あるのか分からない」
そんな場合でも、まずはご相談ください。
まとめ
軽い追突事故でも、体は確実にダメージを受けています。
特にむち打ちは、数日後に症状が出ることが多いため注意が必要です。
事故後は「何ともないから大丈夫」と自己判断せず、
早めに体のケアを始めることが、後遺症を防ぐ大切なポイントです。







