「最近ずっと身体が重い…」
「肩こりや頭痛が治っても、またすぐ戻ってしまう」
「なんとなくやる気が出ないし、眠りも浅い」
こうした不調が続いている方は、もしかすると 自律神経のバランスが乱れている 可能性があります。
自律神経は“身体のオン・オフのスイッチ”とも言われ、全身の働きをコントロールしています。
この自律神経が乱れると、筋肉や血流にも影響を与え、身体の痛みを引き起こす原因になることがあるのです。
今回は、自律神経と身体の痛みの関係、さらに整骨院でできるケアについて分かりやすく解説します。

◆ 自律神経とは?身体を24時間コントロールする司令塔
自律神経は、
交感神経(活動モード) と 副交感神経(休息モード)
の2つから成り立っています。
● 交感神経:仕事・運動・緊張時に活発
● 副交感神経:リラックス・睡眠・回復時に活発
この2つがバランスよく働くことで、私たちの身体は健康を保っています。
しかし、現代人は
・ストレス
・スマホ時間の増加
・睡眠不足
・運動不足
・季節の変わり目
などの影響で、自律神経のバランスが乱れやすくなっています。
◆ 自律神経が乱れると“なぜ痛みが出る”のか?
① 筋肉が硬くなるから
自律神経が乱れると交感神経が優位になりやすく、身体は“緊張モード”に入ります。
その状態が続くと、首・肩・腰などの筋肉が常に硬い状態となり、
肩こり・腰痛・背中の張りなどの痛みが出やすくなります。
② 血流が低下する
交感神経が過剰に働くと血管が収縮し、血行が悪くなります。
血流が悪いと酸素や栄養が筋肉に届きにくくなり、
・重だるさ
・ズキズキする痛み
・しびれ感
が出てしまうことも。
これがいわゆる “自律神経性の肩こり・頭痛” の原因です。
③ 呼吸が浅くなり胸周りが固まる
ストレスが続くと、自然と呼吸が浅くなり、胸や肋骨、背中周りの筋肉が硬くなります。
胸郭が固まると姿勢が崩れ、
さらに首や肩に負担がかかり痛みが増します。
“呼吸の浅さ → 姿勢の崩れ → 筋緊張 → 痛み”
という悪循環が起こるのです。
◆ 自律神経が乱れているときに出やすい症状
・肩こり、首こり
・偏頭痛、緊張型頭痛
・めまい、ふらつき
・不眠、寝つきの悪さ
・息苦しさ、胸の詰まり感
・倦怠感、疲れが抜けない
・胃腸の不調
・手足の冷え
・背中の痛み
・集中力低下
身体の痛みだけでなく、精神面にも影響するのが自律神経の特徴です。
◆ 整骨院でできる“自律神経×痛み”のケア
自律神経の乱れは、筋肉や骨格に影響を与えるため、整骨院のアプローチはとても有効です。
① 首・肩・背中の筋緊張を緩める
自律神経が乱れている方は、ほぼ例外なく首肩周りがガチガチです。
この部分を緩めることで、
副交感神経(リラックス) が働きやすくなります。
・手技での筋緊張の緩和
・肩甲骨周りの可動改善
・電気施術
・ストレッチ
などを組み合わせ、全身の血流を改善させます。
② 姿勢の改善で負担を減らす
猫背・巻き肩・反り腰などは、自律神経の乱れを悪化させる要因です。
整骨院では、
・背骨・骨盤の調整
・肋骨の可動性改善
・インナーの活性化
を行うことで、身体が自然とラクに立てる姿勢を作ります。
呼吸が深く入り、副交感神経の働きが高まりやすくなります。
③ 呼吸の改善アプローチ
自律神経ケアにおいて、呼吸は非常に重要です。
整骨院では肋骨の動きを広げる調整や、横隔膜まわりの緊張を取ることで、
“深く吸える身体” を作ります。
呼吸が深くなると、
・睡眠の質向上
・頭痛軽減
・肩の力が抜ける
などの効果が期待できます。
④ 生活習慣のアドバイス
自律神経の改善には日常習慣も大切です。
・スマホの使い方
・眠る前の習慣
・デスクワークの姿勢
・ストレッチ習慣
など、患者さまの生活に合わせて無理のない方法をお伝えします。
◆ 自宅でできる自律神経ケアのコツ
① ゆっくり呼吸する習慣をつくる
4秒吸う → 6秒吐く
を1日5回からでOK。副交感神経が働きやすくなります。
② 湯船に浸かる
体を温めることで血流が回復し、筋緊張がやわらぎます。
③ スマホを見る角度を変える
うつむき姿勢は首に負担がかかり、自律神経を乱しやすくします。
“スマホを顔の高さへ” がポイントです。
◆ まとめ
✔ 自律神経が乱れると筋肉が硬くなり痛みを起こしやすい
✔ 姿勢の崩れ・呼吸の浅さ・血流低下が痛みにつながる
✔ 整骨院では筋緊張・骨格・呼吸への総合アプローチが可能
✔ 自宅ケアは「呼吸・温め・姿勢」がポイント
「痛みが取れない」「疲れが抜けない」「なんとなく調子が悪い」
そんな症状は、自律神経の乱れが関係しているかもしれません。
無理に我慢せず、ぜひ一度ご相談ください。







