「最近疲れやすい」「背中が重い」「肩こりが取れない」
このような悩みを抱えている方の多くに共通しているのが、“肩甲骨の硬さ” です。
肩甲骨は背中の上部にある大きな骨で、腕や肩の動きだけでなく、姿勢・呼吸・血流にも深く関わっています。
そのため、肩甲骨の動きが悪くなると全身に影響が広がり、疲れやすい身体になってしまうことがあるのです。
今回は、肩甲骨が硬くなる理由、疲れやすさとの関係、そして今日からできるセルフケアを3つ紹介します。

■ 肩甲骨が硬くなると疲れやすくなる理由
① 血流が悪くなり、筋肉が疲れやすくなる
肩甲骨の周りには、僧帽筋・菱形筋・肩甲挙筋などの大切な筋肉がたくさん存在します。
これらは姿勢を支えたり、腕を動かしたりするために24時間働いている筋肉です。
しかし肩甲骨が固定され動きが悪くなると、周囲の筋肉が硬くなり血流が低下。
すると老廃物が流れにくくなるため、
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コリ
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重だるさ
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疲労感
といった症状がどんどん蓄積して疲れやすくなります。
② 呼吸が浅くなってしまう
肩甲骨が外に開いたまま固まると胸が縮こまり、呼吸が浅くなります。
特にデスクワークの方や、スマホ時間が長い方は要注意です。
呼吸が浅くなると体に酸素が十分行き渡らず、結果として
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疲れやすい
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集中できない
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眠くなる
などの不調が起こりやすくなります。
③ 姿勢が崩れ、全身の負担が増える
肩甲骨が硬いと自然と 猫背や巻き肩 に近づきます。
猫背になると頭が前に出てしまい、首〜肩〜背中に常に負荷がかかる状態に。
この姿勢が続くことで、
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首肩こりの慢性化
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背中の張り
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腰への負担増加
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疲労感の蓄積
など、全身の不調につながります。
つまり肩甲骨の硬さは、肩だけでなく“A4サイズほどの広い範囲”に影響を与え、結果的に疲れやすい身体を作ってしまうのです。
■ 肩甲骨が硬くなる主な原因
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長時間のデスクワーク
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スマホ首・猫背姿勢
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運動不足
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ストレスで呼吸が浅くなる
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肩をすくめるクセ
これらの習慣が重なることで、少しずつ肩甲骨の可動域が小さくなり、疲れやすさが目立つようになります。
■ 今日からできる!肩甲骨のセルフケア3選
ここからは、自宅や職場で簡単にできる肩甲骨のケアを3つ紹介します。
継続することで動きが出やすくなり、肩こり・背中の疲れ・集中力低下の改善に役立ちます。
【セルフケア①】
肩甲骨ぐるぐる回し(基本の可動域アップ)
① 背筋を伸ばして座るまたは立つ
② 肩をすくめるように耳に近づける
③ 後ろへ大きく回す(10回)
④ 次に前方向にも大きく回す(10回)
特に “大きく後ろへ回す” ことがポイント。
肩甲骨の内側の筋肉が刺激され、背中が軽くなります。
【セルフケア②】
胸のストレッチ(呼吸を深くする)
① 片腕を壁や柱に当てる
② 胸を開くように体を反対側へひねる
③ 20〜30秒キープ
これにより胸の筋肉(大胸筋)が伸び、猫背の改善にもつながります。
呼吸がしやすくなり、疲労感が減りやすくなります。
【セルフケア③】
肩甲骨はがしストレッチ(背中の緊張を緩める)
① 片腕を前に伸ばす
② 伸ばした腕を反対の手で抱え、軽く胸側へ引き寄せる
③ 肩甲骨が外へ伸びる感覚を意識しながら20秒キープ
肩甲骨の内側の筋肉が伸び、背中の張りが緩みます。
デスクワークの合間に行うと効果的です。
■ セルフケアだけで改善しにくい場合は?
肩甲骨が長年動いていない方や、慢性の肩こり・疲労感が強い方は、セルフケアだけでは限界があります。
整骨院では、
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肩甲骨まわりの筋肉を緩める
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骨格(猫背・巻き肩)の調整
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姿勢改善
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肩甲骨の可動域を広げる施術
などを組み合わせ、根本的に改善を目指していきます。
特に、肩甲骨の動きが戻ると 姿勢が整い、疲れにくい身体に変わりやすい のが特徴です。
■ まとめ
肩甲骨が硬いと、血流の低下・呼吸の浅さ・猫背の悪化などが重なり、全身が疲れやすい状態になってしまいます。
しかし肩甲骨は“動かせば必ず変わる”部位でもあります。
今日のセルフケアを続けるだけでも、背中や肩の軽さを実感できるはずです。
「肩が重い」「疲れやすい」「姿勢が気になる」
そんな方は、一度肩甲骨の動きを見直してみてください。
改善しづらい場合は、当院でしっかりサポートいたします。







