「産後から腰が痛い…」
「骨盤の開きが気になる」
「体型が戻らない」
出産後、多くの方がこうした悩みを抱えています。
その背景にあるのが “産後の骨盤の歪み”。
実は、産後の身体はホルモンの影響によりとてもデリケートで、骨盤が歪みやすい状態になっているのです。
今回は、産後の骨盤がなぜ歪みやすいのか、その仕組みと改善ポイントを整骨院の視点から分かりやすく解説していきます。
◆ 産後の骨盤はなぜ歪むの?理由はこの3つ
① リラキシンというホルモンの影響
妊娠中から産後にかけて分泌される リラキシン というホルモンは、
骨盤まわりの靭帯をゆるめ、赤ちゃんが産道を通りやすくする働きを持っています。
しかし、靭帯がゆるむということは、
骨盤を支える“固定力”が弱くなるということ。
靭帯がゆるいまま育児や家事で身体を使い続けると、
骨盤が左右に傾いたり、前後に倒れやすくなり、歪みが生じます。
② 妊娠中の姿勢変化がクセとして残る
妊娠中はお腹が前に突き出るため、
・反り腰
・骨盤前傾
・猫背姿勢
になりやすくなります。
この姿勢のクセが産後も続くと、
骨盤周りの筋肉がアンバランスになり、歪みや開きが戻りにくくなります。
③ 産後の生活動作が骨盤に負担をかける
産後は
・抱っこ
・授乳
・オムツ替え
・中腰姿勢
など、骨盤に負担がかかる姿勢がとても多くなります。
特に抱っこは片側で抱くクセがつきやすく、
骨盤を左右に歪ませる大きな要因の一つです。
産後の身体は回復途中で安定性が低いため、
こうした日常動作が積み重なることで骨盤の歪みが強くなるのです。
◆ 骨盤が歪むと起こりやすい不調
骨盤が歪むと、単に「形」が変わるだけではありません。
身体全体のバランスが崩れるため、様々な不調につながります。
・腰痛、股関節痛
・恥骨の痛み
・尿もれ
・下半身太り、代謝低下
・ポッコリお腹
・肩こり、頭痛
・疲れやすい
「産後は仕方ない」と思って放っておくと、
そのまま慢性症状になるケースも多いため注意が必要です。
◆ 産後の骨盤ケアはいつから始められる?
一般的には、
● 自然分娩:産後1~2ヶ月頃から
● 帝王切開:3ヶ月頃から
が目安です。
ただし、あくまで目安であり、
・痛みの程度
・回復状況
・生活環境
によって開始タイミングは変わります。
また、産後半年~1年以上経過していても、骨盤ケアに遅すぎるということはありません。
筋肉と骨格のバランスを整えることで、十分に改善が期待できます。
◆ 産後の骨盤改善のポイント
① 骨盤の歪みと可動性を整える
まずは、骨盤が前に倒れているのか・後ろに倒れているのか・左右どちらに傾いているのかを評価します。
整骨院では、
・骨盤矯正
・股関節の調整
・筋肉の緊張を取る施術
などにより、骨盤が正しい位置に戻りやすい状態をつくります。
② 骨盤周りの筋肉を鍛えることが超重要
骨盤が歪む理由の大きな一つが 筋力低下。
特に、
・骨盤底筋
・腹横筋(インナーマッスル)
・お尻の筋肉
は産後に弱くなりやすい部位です。
これらの筋肉を鍛えることで、
骨盤を正しい位置で安定させやすく なります。
③ 日常動作のクセを見直す
・片側抱っこ
・猫背の授乳姿勢
・中腰のまま作業
などのクセは、施術で整えた骨盤を再び歪ませます。
整骨院では、
患者さまの生活動作に合わせた「負担の少ない姿勢」をアドバイスし、
改善を長持ちさせることができます。
◆ 整骨院での産後ケアの流れ
当院では、産後の状況を丁寧に確認しながら以下のようなケアを行います。
● 骨盤の歪みチェック
● 骨盤・股関節まわりの調整
● インナー強化のトレーニング指導
● 育児動作に合わせた姿勢アドバイス
● 再発を防ぐケアプランの作成
「産後の痛みや体型の変化を根本から改善したい」
そんな方に合わせた施術を提供しています。
◆ まとめ
✔ 産後の骨盤はホルモンと生活動作の影響で歪みやすい
✔ 妊娠中の姿勢のクセが残りやすい
✔ 放置すると腰痛や体型の崩れにつながる
✔ 骨盤矯正+筋力回復+生活動作の改善がポイント
✔ 産後1~2ヶ月からケアが開始できるが、時間が経っても改善は可能
産後は身体が大きく変化する時期。
「痛みが出てから」ではなく「予防」のためのケアがとても大切です。
気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。








